ニュース一覧 > ニュース > ツバメの巣の可能性を、世界へ。BIO Asia–Taiwan 2026 出展・プレゼンテーションレポート
2026年10月01日 03:53 | ニュース
BANSHOは、2026年7月16日から19日まで、台湾・台北で開催された国際バイオテクノロジーイベント「BIO Asia–Taiwan 2026」に出展しました。
今回の出展を通して、多くの皆さまにお伝えしたのは、
「ツバメの巣の価値を、科学とともに世界へ届ける」
という、BANSHOのビジョンです。
会期中は、医療・研究・製薬・ヘルスケア・美容など、幅広い分野の方々にブースへお立ち寄りいただきました。
この記事では、会場でご紹介したツバメの巣研究や製品、マレーシア国立大学(UKM)のDr. Limによるカンパニープレゼンテーション、そして今回の出展を通じて感じた新たな可能性についてご紹介します。
BIO Asia–Taiwanは、世界各国からバイオ、医療、ヘルスケア分野の企業や研究機関、専門家、投資家が集まる国際的なイベントです。
会場では、最新の研究成果や技術が紹介されるとともに、国や分野を越えた新たな連携に向けて、活発な情報交換や商談が行われました。
BANSHOがこの場でお伝えしたかったのは、1000年以上にわたり受け継がれてきたツバメの巣という伝統素材が、現代の研究と技術によって、さらに大きな可能性を持つということでした。
ツバメの巣は、古くからアジアを中心に、美容と健康のための希少な食材として大切にされてきました。
一方で、その価値は長い間、伝統や経験を中心に語られてきた面もあります。
BANSHOは、ツバメの巣を「昔から良いとされてきたもの」で終わらせるのではなく、産学連携と科学的な研究を通じて、その可能性を明らかにし、これからのヘルスケアへとつなげることを目指しています。
今回のブースでは、ツバメの巣由来グリコプロテインに関する研究背景や原料をご紹介するとともに、その素材を活かし、日本の品質基準のもとで開発したBANSHOの商品を展示しました。
伝統と科学。
自然が育んだ素材と、現代の技術。
その両方を大切にすることが、BANSHOのものづくりの原点です。
会期中、BANSHOブースには、医療・研究・製薬・ヘルスケア・美容など、さまざまな分野の方々にお越しいただきました。
ツバメの巣由来グリコプロテインの研究背景や、原料から商品へとつなげるBANSHOの取り組みをご紹介する中で、
「商品の特徴や研究背景について、さらに詳しく知りたい」
「ツバメの巣由来原料の供給について相談したい」
「共同研究や事業連携の可能性を検討したい」
といった、多くの貴重なお声をいただきました。
ツバメの巣という一つの素材が、食品や美容にとどまらず、医療や研究を含む多様な領域から関心を寄せていただけること。
そして、研究、原料供給、商品開発など、さまざまなかたちで新しい連携の可能性が広がっていることを、あらためて実感する機会となりました。
2026年7月16日には、マレーシア国立大学(UKM)でツバメの巣研究に携わるDr. Limを迎え、カンパニープレゼンテーションを行いました。
テーマは、ツバメの巣の成分と研究背景、そしてツバメの巣加水分解物が血圧や脂質代謝などに与える影響についてです。
プレゼンテーションでは、まずツバメの巣に含まれる成分や、これまで報告されてきた研究領域を紹介。そのうえで、高脂肪食を与えたラットを用いてツバメの巣加水分解物の影響を調べた、前臨床研究の内容が発表されました。
今回紹介された研究では、36匹のラットを複数のグループに分け、高脂肪食とともにツバメの巣加水分解物を9週間与えました。
試験期間中は血圧の推移を測定し、試験終了後には体重、臓器重量、血中脂質などを詳しく分析しています。
研究では、人が摂取する量をもとに動物試験で使用する量を換算し、異なる摂取量による変化も比較しました。
高脂肪食によって血圧が上昇する傾向を確認したうえで、ツバメの巣加水分解物を摂取した各グループについて、その後の血圧や身体への影響を検証しています。
プレゼンテーションでは、血圧だけでなく、血中脂質や臓器への影響についても研究結果が紹介されました。
高脂肪食を与えたグループでは、総コレステロール、中性脂肪、LDLコレステロールなどの上昇が確認されました。
一方、ツバメの巣加水分解物を摂取したグループでは、これらの数値が摂取量に応じて低下する傾向が示され、HDLコレステロールについては正常値に近づく変化が報告されました。
また、高脂肪食によって増加した肝臓の相対重量についても、ツバメの巣加水分解物を摂取した一部のグループで変化が見られました。
腎臓、脾臓、心臓ではグループ間の差が小さく、今回の試験条件において、ツバメの巣加水分解物による明らかな有害影響は確認されなかったと報告されています。
1000年以上受け継がれてきた伝統素材だからこそ、その価値を経験やイメージだけで語らず、科学的なエビデンスを一つひとつ積み重ねていく。
Dr. Limによる今回のプレゼンテーションは、BANSHOが大切にしているその姿勢を、具体的な研究成果とともにお伝えする機会となりました。
自然の中にある素材を見つめ、成分を研究し、身体の中でどのように働く可能性があるのかを検証する。
そして、研究から得られた知見を、毎日の暮らしに取り入れられる商品へとつなげていく。
私たちは、その積み重ねが、ツバメの巣という伝統素材の新たな価値をひらくと考えています。
BIO Asia–Taiwan 2026への出展は、BANSHOにとって、これまでの研究やものづくりをお伝えするだけの機会ではありませんでした。
異なる専門分野や地域で活動する皆さまと出会い、ツバメの巣が持つ可能性をどのように社会へ届けていけるのかを、ともに考える機会にもなりました。
今回いただいたご縁とお声を大切に、一つひとつを具体的な研究や事業へとつなげていきたいと考えています。
日本から台湾へ。
台湾からアジアへ。
そして、世界へ。
BANSHOはこれからも、自然が育んだ素材を科学の視点から見つめ、その価値を未来の健やかさへつなぐものづくりに取り組んでまいります。
ブースへお立ち寄りくださった皆さま、カンパニープレゼンテーションへご参加くださった皆さま、そして今回の出展を支えてくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
ツバメの巣の可能性を、世界へ。
One Light, One Bond.
BANSHO