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羽根を一本ずつ、手で取る。燕の巣が製品になるまで。【GLYKENの場合】

2026年09月08日 02:05 | コラム

採ったばかりの巣は、そのままでは食べられません。羽根を手で取り除き、洗い、乾かし、成分を取り出す。マレーシアの工場で見せていただいた工程を、順に書きます。

この記事は、日本伴照株式会社が運営するツバメディアに掲載された「羽根を一本ずつ、手で取る。燕の巣が製品になるまで。【GLYKENの場合】」を転載したものです。確かめられたことは根拠とともに、まだ分からないことは分からないままに伝えることを編集方針としています。日本伴照株式会社は燕の巣を扱う事業者であり、中立な第三者ではありません。記事内で紹介した機関とも関係があります。他社商品との比較や優劣の判定は行いません。研究の説明は、原著論文に書かれている範囲を超えないようにしています。

ピンセットで燕の巣から羽根を取り除く作業と、取り除いた羽根

採ったばかりの巣は、そのままでは食べられません。羽根が混ざり、汚れもついています。ここから製品になるまでに、いくつもの工程があります。

マレーシアの工場で見せていただいた流れを、順に書きます。

1|手で、羽根を取り除く

最初の工程は、ひたすら手作業です。ピンセットで羽根と汚れを一本ずつ取り除いていきます。専用の器具が使われていました。

粗いものを取る担当と、より細かいものを取る担当が分かれています。この工程だけで6段階あると聞きました。

2|乾燥

ドライルームで、湿度と温度を管理しながら均一に乾かします。ここが不十分だとカビの原因になります。

乾燥の管理が重要なのは、このためです。

3|抽出

必要な成分を取り出す工程です。温度と時間の組み合わせが結果を左右するため、厳密に管理されています。

4|粉末化

スプレードライという方法で、霧状にしたものを高温の空気にあてて瞬時に水分を飛ばし、粉末にします。

記録が残ること

見学していて印象に残ったのは、工程そのものより記録でした。

50棟あるバードハウスの、どの棟から出た原料かが追えるようになっています。何か問題が起きたとき、どこまで遡れるか。トレーサビリティというのは、要するにその設計のことです。

この工場は、ISO 22000、HACCP、GMP、HALAL などの認証を受けています。加えて、家畜衛生に関する DVS 登録も取得していました。